【古い記憶】阪神淡路大震災 ③
震災当日から、1週間くらいが経って転校生がたくさんやってきた。
詳しく覚えてないのだが、神戸や、被害の大きかった地域から疎開してきた子達だったのだと思う。
大人になった今、あの子達は毎日不安だったろうな、と思うが、当時の私はそこまでの考えに至れる子供じゃなかった。
卒業までの1ヶ月、いかに楽しく過ごすかー
その程度だった。
学校では、ありさちゃんとほとんど喋る事はなかった。
わたしは、優等生グループの子達と連んでいて、転校生の子たちも半分くらいはそのグループに入った。
ありさちゃんは不良グループの1人だ。
転校生の何人かはそっちのグループに入った。
ある日、転校生のまきちゃんに、学校が終わったら遊ぼう!と誘われた。
でも、私は学校が終わると大抵ありさちゃん達のグループと遊んでいたので、まきちゃんも連れて5人で遊ぶことになった。
5人でファーストフード店に行き、おしゃべりをしているうちに、ポテトがカリカリが好きか、ふにゃふにゃが好きかという話題になった。
まきちゃんだけがふにゃふにゃ派だった。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。