okiraku-kiraのブログ

人生折り返し地点。

【若かりし頃の話】4つ目②

久木さんは、4つ上の背の高い超美人だった。
犬の散歩するから、と遅れてきたり、朝起きたらサインペンで眉毛繋げられてたからやすみます!みたいな変人でもあった。
そして、リストカットする人だった。


カッコよくて美人で変人のカッターな先輩は、私に色々教えてくれた。
まず、病院にはいかない事!
変な薬渡されて、ハイになったり気持ちが沈んだりして苦しいらしい。
抗うつ剤のことかな?


そして喧嘩の仕方。
その頃の天保山は、暴走族が活動してた最期の時代で、
スタッフも何人か入っていた。
久木さんの彼氏は昔頭張ってた人で、この辺は治安が悪いから、絡まれた時にどうするか、なんて事も教えてくれた。


社員の金さんは、それを聞いて、
悪い事せな大人になられへんから。
とまじめにサイテーの名言を吐いていた。