【古い記憶】阪神淡路大震災 ②
6年生になっても、父からブチブチと嫌味を言われながら、結局ありさちゃんと仲良くしていた。
この日もありさちゃんが迎えに来て、一緒に学校へ行ったが、途中の道では割れたガラスや壊れた花壇を片付ける人がたくさんいた。
学校に到着すると、体育館に生徒は集められ、点呼が取られた。
登校してきた生徒は少なく、午前中で解散した。
家に帰って、ニュースを見て、大変なことになっているのをようやく知った。
古い自宅も、屋根瓦が落ちて崩れていたらしく、父は会社を休んで修繕作業を行なっていた。
土の壁には沢山のヒビが入り、石油式のお風呂は煙突やパイプの点検が終わるまで入らないと言われた。
家中が壁の砂や落ちてきた埃で汚れていたので、掃除を手伝ったり、何かとバタバタしてその日が終わった。
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