【若かりし頃の話】初めての、、、③
彼の名前は覚えてない。
同い年とは思えない程の大人っぽい人で、
真っ黒なマニュキュアを塗った、サソリのタトゥーがよく似合うイケメンだった。
名前は覚えてない。
サソリくんは、私が求める理想のタイプだった。
向こうも恋愛は求めていないし、何より顔がいい。
背中のタトゥーもインパクトがあって、上書きするのにちょうど良い濃いキャラだ。
合コンの次の日に家によんだ。
あのベットを使うことが大切だ。
母も入院してるし、昼間は仕事で父もいない。
さっさと事に及んだ。
恋愛感情がないからか、あっさりキスもできた。
彼が果てるまで、ずっと腕のタトゥーを見つめていた。
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